「子どものうつ」に気づけない!

「子どものうつ」に気づけない!―医者だから言えること 親にしかできないこと

「子どものうつ」に気づけない!―医者だから言えること 親にしかできないこと

 前作「子どものうつ 〜心の叫び」に続く、子どものうつ病の解説本である。前作よりも事例を多く取り入れわかりやすい表現になっている。こちらを咲に読んでから、前作を読む都より理解しやすいと思う。
 94ページから始まる「子どもに問題が起きたときの10カ条」だけでも読む価値はある。
 巻末の児童精神科医のリストは役に立つと思う。個人的な話だが、「つまらん」と思い数年前に学会を辞めてしまったので私の名前は、ない。