はじめまして

 はじめまして。自称小児精神科医のKumahigeと申します。
 自称、としましたのは、日本には児童精神科医・小児精神科医を認定する機関が一つだけしかなく、日本児童青年期精神医学会(だったかな)というところだけなんですが、ここは子どもの精神科だけを勉強すれば、ある試験を経て資格が取れるのですが、これでは足りないと考えています。子どもの心身両面を診ることができて、その上で身体的治療も、精神的治療も双補駆使できなければいけないと感じています。もちろん、小児科医と児童精神科医が連携して治療すればことが足りるのですが、小児科医から診た児童精神科医のイメージは悪く、薬漬けにするだけでちっとも治らないという感じ方をしている小児科医が多いのです。確かに、児童精神科医は数が少ない(学会で認定されているのは日本全国で十数人です!)ので、一人でたくさんの感じを抱え、ゆっくり話を聞いているヒマがない。勢い薬を増量して症状をつぶしてゆこうとするわけです。児童精神科医とチームを組む、遊戯療法士 play therapistはまだ少数(日本遊戯療法学会の会員は数百人です)ですが、子どもの心理療法の専門家です。こういった方に巡り会えれば、小児科医も安心して治療を任せられるのでしょうが、いかんせん、人数が少なすぎる。こういう断絶があって困っているわけです、治療する側は。それじゃ、一人で両方出来れば万事OKだというわkで、精神科と小児科の両方を勉強して今の私があるわけです。
 私自身も難病を抱えているために、フル活動波無理ですが、少しずつ、診療枠の拡大を図っていきたいと思います。
 今のところ、東京の新宿駅近くと、同じく竹の塚駅近くで診療行っています。どちらもれこまで大人の精神科が主体で、子どもの精神科なんて、と軽んじられていますが、なんのなんの、数が増えれば無視できないだろうと考えていますのでwelcomeです。いずれも施設長に具体的クリニック名をあげることは禁じられてしまったので、ここで名前を挙げることはできませんが、何とかたどり着いてくださいね。
 そうそう、児童精神科医とせず、あえて小児精神科医としたのは、前者が精神の分野から派生したものであるのに抵抗感があったからです。つまり小児性新会派小児科の分野から派生した新しい小児科学だと考えています。英語で書くと児童精神科が child psychiatry であるのに対し、小児精神科は pediatric psychiartry となります。