教室の悪魔

教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

教室の悪魔 見えない「いじめ」を解決するために

 いじめ。子ども達に直接接する職業としては見逃せない話題である。この本にはいじめの実例がいくつか掲載されているが、実に陰湿で、いやらしい。被害者の子どもはその発覚を極度に恐れ、加害者は暮らす全体という集団でおそってくるがゆえに、発覚しにくい。
 いじめ被害経験者としては、これ以上、被害が広がらないよう、祈るのみである。